葉隠

居合のプロジェクトのため、知人のカメラマンに頼んで僕が居合をする様子をビデオ撮影してもらいました。やっぱり、プロが撮ると全然違う。ものの質感まで伝わって来る。良いものができそうです。

1月から2月にかけて半年ぶりに一時帰国をしていました。いつもの通り、神戸の実家に一度戻り、その後、東京に一週間滞在し、神戸に戻ってからは日帰りで大阪や京都へ。



前回の帰国では毎日のようにいろんな知人と会っていたけど、今回も多くの人に会った。特に東京滞在中は朝、昼、夜と別々の人と食事をする程だった。元クラスメイト、美術関係者、国際交流館の友人。みんな、新たな挑戦を始めていた。



キラちゃん。



やっぱり、久しぶりにみんなに会うと、目標をそれぞれに達成しているのが分かってとても刺激を受ける。そして、自分もまた頑張ろうと思ってベルリンへ戻る。

11月末からドイツのそしてベルリンの至る所でクリスマスマーケットが開催されています。先日は隣町のポツダムのマーケットに行ってきました。ポツダムは古くからの町並みが残っていて、クリスマスでなくても趣のある街です。



ドイツのクリスマスマーケットといえば、グリューバイン(ホットワイン)、レープクーヘン(蜂蜜と香辛料を使った焼き菓子)、ゲブランテ・マンデルン(焼きアーモンド)、そして年中どこでも食されている焼きソーセージです。日本でなじみのバームクーヘンはドイツではクリスマスでよく食べられるそうですが、未だスーパーとケーキ屋以外で見かけたことはありません。



写真左上はクリスマスでよく使用されるランプ、右上は様々なメッセージが書かれたレープクーヘン。

今年もあと僅か、仕事の整理と来年の計画、準備をしよう。

週末、ベルリンの友人達とロンドンにいる友人を訪ねに行ってきました。ベルリンから飛行機で2時間弱、50から100ユーロ程で往復できるところにあるので、ずっと前から行こうと思いつつ、今回やっと初めて行くことができました。
テートモダンでは森山大道 x William Klein の展示が開催中でした。日本を代表する写真家の森山大道さんの作品は、撮影も現像も荒い手法を用いていおり、被写体もダークなものが多いのでなかなか自分にぐっと来ることはなかったのですが、このテートの展示はそれぞれの作品も全体的な構成もとてもよく出来ていて、稀に見る良い写真展でした。



二日目は大学で有名なケンブリッジへ。小型ボートに乗りつつ、観光をしました。ヘンリー8世によって1546年に創設されたトリニティーカレッジは6人の英国首相と31人のノーベル受賞者を輩出ています。







再びロンドンへ戻り、大英博物館へ。世界三大博物館の一つで、壮大なスケールです。ロゼッタストーン等貴重な資料もずらり。翌日はナショナルギャラリーへ。13世紀から近代までの名作が並ぶ中、初めて見るダビンチの作品は他と違う強烈な陰影と立体感で、異様な存在感がありました。

ロンドンに住んだことのある経験者達からはあまり良い評判を聞いていなかったのですが、洗練された建築やファッション、ジェントルな人達がいるその光景はときどき東京にいるような感覚を覚えました。凄く良い、また来よう。