最近まで行くなんてこと想像すらしていなかったガーナに行ってきました。
そもそものきっかけは1年半前、ベタニエンで滞在制作していたときの隣人がガーナ人アーティストのイブラヒム・マハマだったことです。当時若干31歳にしてドキュメンタへの出品、ベネチア・ビエンナーレに2回参加、イギリスのホワイト・キューブ・ギャラリーに所属という輝かしい経歴の持ち主にして、フレンドリーな人柄という申し分ない男。そんな彼が現在3回目の参加をしているベネチア・ビエンナーレのガーナ館は今年最も注目すべきパビリオンとして注目されています。
そんなことを親しくさせて頂いている美術関係者に時折話していたところ、一緒にガーナのアートを見に行こうということになりました。
首都アクラ。街の中心に舗装された道路が僅かにある以外は土の道路。歩道も穴だらけでなかなか危険。ちなみに、ガーナは詐欺が多いらしく、入国審査のときにさっそくお金をせびられました。いったいいくら出せるのかと何度も聞かれたものの、これは怪しいと気づいて拒否し続けると、そのまま通してくれました。
いつも朝食をとりにだけ行っていたホテルのねこ。
ホンダや日産の4WDをよく見かけました。お店は基本的に路上販売。
左のお皿がバナナのフライ。右のお皿はバナナの見た目で味はポテトの野菜。
真ん中の写真がそのバナナっぽい野菜。
街のいたるところで、ココナッツが飲めます。

イブラヒムがギャラリーを今年オープンしたタマレという町に。
ギャラリーと言いつつ、ミュージアムの規模。
ここで様々な企画展を無料で一般公開しています。
イエロー・イエローという三輪車のタクシー。風を感じながら走るので、想像以上に面白い。
ガーナはみんな運転が非常に荒く、窓ガラスが割れていることがとても多いです。
路地裏のちょっとスラム街のような商店街。かなり貧しさを感じさせるものの、みんなめっちゃお洒落。
タマレの中心地。露店がいっぱい。
少し郊外に出ると、牛の群れが道路を占領。
道路脇には巨大な蟻塚がありました。