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葉隠

diary of Tomoyuki Ueno

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2024.05.07 Tuesday 03:04

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Greece

2017.10.20 Friday 07:40

先月はギリシャに行ってきました。

  

まずはアテネ。古代ギリシャの遺跡と街の風景が溶け込んでいて、とても綺麗です。
そして、特にその遺跡周辺の至る所に猫がいます。

  

アテネから船で50分ほどのところにあるヒドラ島です。
車が禁止されており、ロバが現役で活躍しています。
二年前にここで、展覧会に参加しました。その時は来れなかったのですが、
ようやく訪れることが出来て嬉しい限りです。

 

泊めてもらった知人の家から見る絶景。
ここから港までの傾斜を毎日炎天下の中、登り下りするのはなかなかのもんです。

  
犬と泳ぎました。

 

再びアテネに。ギリシャは日本人好きのデザートが沢山あります。
ケーキ屋さんとパン屋がほぼ一緒になっているのです。
ドイツではめったにないアイスコーヒーも手軽に買えるので、
日本を思い出します。



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dog

2017.08.19 Saturday 18:58

British Royal Family

2017.07.22 Saturday 06:57

  

光栄なことにウィリアム王子とキャサリン妃のベルリンでのパーティーに参加致しました。音楽家や若手起業家、国連職員など様々な分野の人々との交流会です。ベルリン特有のボロボロの壁の階段を通って入ったとき、まさか王子と妃はこんなとこ通られないだろうと思ったのですが、同じようにそこから入って来られました。

  

とてもカジュアルな集まりで、タトゥーの人やTシャツの人もいたので驚き。DJがBGMをかける中、お二人は何人かのゲスト達と話をしてまわられました。しかし、王子が見たことがないくらい爽やかで、品がありました。しかも、かなりの長身。それにしてもこの皇室のイベントとは思えないカジュアルな感じには驚きっぱなしでしたが、夢のようでした。

Münster Sculpture Project

2017.07.22 Saturday 06:25

カッセルからさらに電車でミュンスターへ。ここでは10年に一度の野外彫刻展が開催されています。

 

写真左はベルリン芸術大学の先生で、前回のベニスビエンナーレ ドイツ館で展示も行った Hito Steyerl の映像インスタレーション。野外彫刻展なのに室内で、いつも通りの作品展示。
右の写真はNY在週の 荒川医の作品。LEDによって絵画の名作を映し出すというもの。壊れかけているのかあまり映りがよくなく、しかも一つは盗難にあったということです。



その他、地図を片手に街中を徘徊してやっと見つけた作品がポスターや看板だったというものも多く、ドクメンタのようなテーマ性もなくて拍子抜けしていたところに訪れた Pierre Huyghe。彼の作品も5年前のドクメンタでとても印象的でした。そして、今回は期待をさらに上回る作品。元アイススケートリンクを解体して、生態系を作っていました。土の山のような蜂の巣、池。天井の黒い窓が定期的に自動で開閉され、その光が部屋に差し込んだわずかな時間だけ、部屋の中央に置かれた黒い水槽の中が透けて見えるという仕掛け。造形的にも凄くよく出来ていて感動的でした。



写真左は建設現場で既存のコンクリートブロックを再構成し、周りに足場を組んで展望台にしたChristian Odzuck の作品。そして、右は川の上を歩くAyşe Erkmenの作品。水面の下に金網の足場があり上を歩けるのですが、思っていたより深いうえに水が冷たくてビックリ。しかし、こういった身体で感じる作品こそ、この彫刻展の醍醐味なのではないかと思った。





documenta

2017.07.22 Saturday 05:59

5年に一度、カッセルで開催されるアートの祭典”ドキュメンタ”に行ってきました。前回来た時はTheaster Gatesの音楽と居住空間、コミュニティーを扱った作品や、今や大スターのTino Segalの誰がパフォーマーで誰が観客か分からない状況での衝撃的なパフォーマンスが印象的だったので、今回も勿論楽しみにしていました。



 今回のメインの作品とも言える Marta Minujín の"The Parthenon of Books"。これまでに検閲を受けてきた本を集めて、パルテノン神殿を作るというプロジェクト。実際近づいてみると、検閲を受けてなさそうな同じ新書もいっぱい。


船の断片は Guillermo Galindo の難民船の残骸を楽器にした作品。

しかし、今回は楽譜や書類、記録写真などの資料的展示が多く、期待していたのとは違う、これじゃない感が。主にユダヤ人や移民問題、人種問題を扱った作品が多かったのですが、ディレクターのAdam Szymczykはポーランド出身で、ユダヤ人迫害をテーマにした作品をドイツで展示させるという行為は韓国が慰安婦を、中国が南京大虐殺をテーマにした作品を日本で展示するようなもので、ドイツの歴史に向き合う姿勢と許容力はやはり凄いと思います。




 それでもずっと資料的なものを見せられると疲れてきますが、Terre Thaemlitzの映像作品『Lovebomb / Ai No Bakudan』は衝撃的でした。鉄腕アトムが崩れ落ちて、立ち上がる5秒くらいのモノクロ映像をひたすらループ再生しながら、被爆者のインタビューからサンプリングされた「わかりました」という声がしつこいくらいに繰り返される。その後も黒人迫害や同性愛に関する映像が低音の地響きとともに再生される。自分で撮影したものではなく、ドラマチックな映像や音楽や言葉を集めてミックスするという手法はずるいのではないかとも思うが、それでも感動してします。実は彼が同性愛者のDJであるということも分かって納得。




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プロフィール

HN:
Tomoyuki Ueno
年齢:
41
HP:
性別:
男性
誕生日:
1982/05/11
職業:
artist
自己紹介:
Tomoyuki Ueno

1982, born in Kobe, Japan.
graduated from the Master's program in Inter Media Arts at Tokyo
University of the Arts.
transfered to Art and Media department at Berlin University of the
Arts under DAAD program from 2009.

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