
ベニス・ビエンナーレ閉幕間際になって、ようやくベニスに。
水の都は自動車が入れないので、移動は徒歩か水上バスで。

ときどき、チャイムと郵便受けが顔になってる。

ハトと獅子丸。
ベニス・ビエンナーレの日本館は諸外国のそれに対して予算が少ないというのは聞いていたけど、そもそも日本館自体がスペースとして小さい。だから、毎回個展になってる。今回、選出された
やなぎみわさんの作品は日本で何度も拝見しているので客観的な見方ができなかったけど、少し時間を置いて今考えてみると、初めて彼女の作品を見る外国人達にとってはかなりインパクトが強い展示だったのではないかと思う。展示された写真作品はそれぞれ見上げるような大きなものであったが、逆にビデオ作品に関してはかがまないと見えないように室内に設営した小さなテントの中での上映になっていた。狭い空間で威圧感を出しつつも、展開を持たせた感じがする。個々の作品と全体が非常に良い関係であった。もうちょっと、繊細な部分も見たかったけど。
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