シュトゥットガルト国立音楽大学を訪問しました。
建築家J.スターリングとM.ヴィルフォードによる校舎は
ポップでありながらどこかヨーロッパの雰囲気が感じられます。
展望台から見る景色は窓のひとつひとつが絵画の様で、
展望台は美術館の様でした。
音楽大学で何より感動したのは室内楽の練習をホールで
聴けたことでした。スピーカーで聴くのとはまるで違う、
音の響きや息づかい、温もりを全身で感じました。

言葉でその体験はもはや伝えられない。と、いうより、言葉を越えた世界
とはこういうことだったんだと今更ながら実感しました。
夜はミュージックバーで渋めのロックを聴きました。
ロックのグルーヴももちろん心地よい。

美術を勉強していて思うのは言葉で理解できてしまう程度のコンセプチュアル
アートよりも、もっと身体感覚を揺さぶる作品。視覚や理論に集約できない作品
を制作したいと思っています。
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