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葉隠

「 back to Japan 」

back to Japan

2012.06.25 Monday 01:36

 大学の修了試験やいくつものプロジェクトが重なって、数ヶ月間殆どゆっくりする時間もなかったけど、それも何とか終わらせて約3年半振りに一時帰国しました。
 いつも強く郷愁にかられていたのだけれど、自費では帰らないと決めていたので遅くなってしまった(実際はDAADの研修後、帰国費用が降りてたんだけど)。
3年半もドイツにいると、逆に日本に対するリアリティーの方が薄れて、果てしなく遠い場所に日本語が通じて、ご飯が美味しくて、人が礼儀正しい、そんな夢のような国があるのだというような感覚になってしまった。でも、ドイツの知人が僕に「いざ帰国すると、意外とこんなものかと言うようになる。」と、言っていたけど、帰国3日前にもなると、あれ程遠かった日本が当たり前のように身近になった。



 帰国すると、思っていたほど懐かしい感じにもならなかったけど、整備の行き届いた環境や、地下鉄に落書きが一つもないという当たり前のことにとても感激してしまった。今回の帰国は季節的にもとても良いタイミングだったけど、更に金環日食も見れた。



 上の写真は六本木ヒルズの屋上から。以前より更に高層ビルが増えた感じがする。スカイツリーちょうどオープンしたばかりだった。
 東京ではポーラ美術復興財団への研修報告や、ベルリンで習っている居合道場の本部を訪ねた。渋谷道場では道着だけ持参して、居合刀は道場から借りたけど、松戸の道場では刀がなく、まさかの総師範の刀をお借りすることになった。もちろん、とても神経質になって、思いきった居合はできなかったけど、非常に良い経験になった。
 東京の友人達はみんな就職していたり、結婚していたりした。年齢からすると当たり前のことなんだけど、とても自分のことを考えさせられた。
 また、教授やギャラリーの方々にも作品ドキュメントを見て頂いた。良い評価も頂けたけど、課題も見つかった。





有馬温泉に家族旅行。会員制ホテルで、驚く程綺麗だった。温泉からの景色も絶景。ご飯ももちろん大満足だった。日本食は間違いなく世界最高だと思う。



成安造形大学のときの先輩の撮影に同行、自動車で深夜の明石大橋を渡って淡路島に。



明け方まで続いた撮影が一旦終了してウトウトしていた頃に、崖にとても小さくて古めかしい小屋のような喫茶店を発見。入ってみると、その小屋には階段があって、下に降りて行くと楽園がありました。

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プロフィール

HN:
Tomoyuki Ueno
年齢:
42
HP:
性別:
男性
誕生日:
1982/05/11
職業:
artist
自己紹介:
Tomoyuki Ueno

1982, born in Kobe, Japan.
graduated from the Master's program in Inter Media Arts at Tokyo
University of the Arts.
transfered to Art and Media department at Berlin University of the
Arts under DAAD program from 2009.

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