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葉隠

diary of Tomoyuki Ueno

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2024.05.19 Sunday 20:05

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Berlin Art Week

2015.09.21 Monday 07:27

先週は毎年恒例のベルリン・アートウィークで様々なミュージアム、ギャラリー等がそれぞれ一押しのアーティストをフューチャーした展示を始め、世界中から美術関係者が集まりました。
Haus am Waldsee ではベルリンで一番活躍している若手アーティストの一人、 Alicia Kwade の個展が、KOWでは現在ヴェネチア・ビエンナーレのドイツ館で展示中のHito Steyerlの個展がそれぞれありました。



アートウィークの中でも特に注目されているのが、abcというアートフェアー。世界中の有名ギャラリーが集まり、各ブースで展示をしているのですが、日本のアートフェアーと違ってそう売れるようなものばかりを並べているわけではありません。



なんと、そこにAi Weiwei を発見!中国の反政府的な作品を制作していたために、2011年拘留され、釈放後も中国国外への出国が出来なかったのですが、最近ようやくパスポートが再発行され、これまで彼を応援してきたドイツへ来たのでした。ベルリン芸術大学は中国から出国できなかった頃から彼を客員教授にしていましたが、これでようやく教壇に立つことが出来ます。ちなみに、2011年の拘留後も世界中で100箇所以上の展覧会に参加していたそうです。相当な数ですが、拘留されたことで、彼の注目がより高まったことも大きいと思います。



Ai Weiwei の作品。
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Bremen

2015.09.08 Tuesday 06:38



作品の材料を受け取りに、遥々ブレーメンに日帰りで行ってきました。その材料とは鉄柵で、郵便で送ってもらうには大きすぎ、重すぎるので、台車を片手に電車に乗って直接受け取りに行ったのです。
せっかくなので、少し街を観光。駅前の海外博物館。世界の自然や文化など、多岐に渡る展示がされているのですが、博物館の前になんと鳥居が、そしてその下にはカフェのテーブルが。館内の展示も突っ込みどころ満載でした。



博物館の隣にドイツで一番美味しいととある雑誌で選ばれたケーキ屋さんを偶然発見。見た目はとても美味しそうでしたが、やっぱり味はイマイチでした。
ブレーメンといえばブレーメンの音楽隊。銅像がとてもさりげなく立っています。

そして、いよいよ鉄柵を受け取ると、予想通りの試練が。台車があるとはいえ、一人で階段を上がるのは無理な重量。通行人の邪魔になりながら、台車を引っ張り、電車の搭乗口が階段になっているので、各駅で隣に居合わせた人々に手伝ってもらいました。



途中、車窓から虹を見つけました。それも、しばらくすると二重に。すると直ぐに電車の角度が変わり、見えなくなりました。虹を潜ったような感覚でした。

Spreewald 2015

2015.09.08 Tuesday 06:06

ドイツの夏はもう終わろうとしている。最後にベルリン郊外のスプレーバルドでカヌーに乗りました。




ベルリンに海も山もないのは残念だけど、すぐ郊外は自然がいっぱいなのが素晴らしい。

Dresden 2015

2015.07.19 Sunday 08:08



撮影の仕事でドレスデンへ。
現地の美術大学に通う知人が丁度学内展に出品していたので、そちらの方も見て回りました。
ベルリンからバスで3時間弱のところにあるドレスデンはとても上品な街なのに、物価も高くなく、住みやすそうなところです。
しかし、最近つくづく思うのは居心地の良い場所や、付き合いが必ずしも本人にとってプラスになるとは限らないということ。ベルリンはアーティストが多すぎて、逆にチャンスを得ることが難しい街ではあるけど、なんだかんだでやっぱり世界的に最もアツいアートの街の一つで、ここで刺激を受けながら戦略的に行動し続けることで、自分を高めていくべきなんだと思う。


Venice Biennale 2015

2015.07.04 Saturday 09:36






今年のベニス・ビエンナーレは会場を巡るほどに虚無感が募るような内容だった。それでも、日本館の塩田さんの作品はドイツ美術雑誌の表紙や海外のWeb記事にトップで取り上げられる程注目されている。逆に自国のアーティストを全くひいきしていないドイツには、それはそれで文化の高さを感じる。


 アメリカ人アーティストのTheaster Gatesは良かったけれど、ドクメンタでの展示の方が遥かに良かった。更に、今回は同じように音楽系ビデオ作品を出品しているアーティストが他にも何人もいるなど似たような作品が多く、さすがに何時間もかけて見て回るには苦痛を伴った。そんな訳で、前回のベニス・ビエンナーレの良さを改めて感じたのでした。







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プロフィール

HN:
Tomoyuki Ueno
年齢:
42
HP:
性別:
男性
誕生日:
1982/05/11
職業:
artist
自己紹介:
Tomoyuki Ueno

1982, born in Kobe, Japan.
graduated from the Master's program in Inter Media Arts at Tokyo
University of the Arts.
transfered to Art and Media department at Berlin University of the
Arts under DAAD program from 2009.

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